2日前に雨竜側から暑寒別岳に登頂して、かなり体力消耗しま
した。昨日は体を休めて、夕刻に八剣山に登っただけです。
せっかく北海道にきているのだから、まだまだ登りたいですね。
8時間以内の山行がいいなぁ。
札幌の町から近い空沼岳です。前日に登山口バス停まで確認し
ました。昨日早朝の大雨で道がどろべちゃです。山道がしっかり
していることを祈ります。
朝早く起きて移動。明るくなったので登山口バス停からさらに
車を進めます。案内板を見て橋を渡ります。水たまりを回避する
ように走りました。橋から1kmたっていないのに木のゲートが
あります。ここにも数台停められますが、旋回場になるから、引
き返して広いところに停めました。
4時半過ぎています。スタート。ゲートの先は石が転がる道、
そして川の横の細い道を通過。あれっ、また車道です。その先に
空沼小屋があります。入山記帳。5時前で、本日1番。
この山なら8時スタートでもいいのですが、14時までに下山
してホテルでゆっくりしたいからです。それに早朝の方が天気が
よいのではないかと思って、、、北海道でも昼間の活動は暑かっ
たらバテそうです。
川を渡って登山口標識から山道に入ります。水の音が響いてい
ます。なだらかな道、リズムよく歩けます。大きな木があって、
エゾマツの説明がしてありました。
疲れることもなく歩き続けます。蜘蛛の巣によくひっかかりま
す。横に一本張られた糸のようです。くっついたままだと落ち着
きません。1番はこれが嫌ですね。
万計山荘まで2.7kmの標識を通過。
沢を横切るところがあります。昨日の雨のせいか道が湿ってい
ます。さらにどんどん進みます。ペースが早くていいのでしょう
か。万計山荘まで1.9kmの標識も通過。
6時には川のそばを歩いています。水はけが悪いベチャ道を進
みます。登山時は靴を濡らしたくないです。坂も少し斜度が増え
ましたが、まだまだ楽です。万計山荘まで0.8kmのところで
川を渡ります。木の橋です。
はっきりした道が続きます。まずは山荘まで頑張らなくては。
きれいな滝がありました。名前はないのでしょうか?
撮影するのに草木が邪魔します。滝の上はゆるやかな水の流れ。
その先に万計沼がありました。
広い沼なので光が差し込んで明るい景色。もう少し進むと万計
荘です。中で誰か掃除をしているようです。沼を眺めますが、雲
が流れてキリがかった景色です。下山時に晴れるでしょうか。
スマホの電波が悪かったです。
万計荘の裏には車道がありました。びっくり!
また山道に入ります。「登山口」と書いてあります。静かな山の
中、高度を上げていきます。木々を見て歩くのが楽しいです。
ビデオカメラのモニターがぶれました。壊れたかな?心配です。
今日は予備を車に置いています。記録を内蔵メモリーに変えてみ
ました。まだ悪いです。
SDカードの記録が消えないように抜き出したら、モニターが
きれいに写るようになりました。よかったです。このカメラは内
臓メモリーを使うと、一度SDカードにコピーしないとデータが
とれないのが手間です。
頑張って登ります。疲れないように小幅歩きを意識。まだ先は
長いです。山荘から真簾沼まで1.6km。分岐があるからちょっ
と入ったら沼が広がっていました。休憩しましょう。
まだ8時前。日が差しているから天気がよさそうです。雲の上
にでたのかもしれません。順光で沼や山を眺めているから特にき
れいです。
青い空と白い雲が沼に映っています。この青がほんとに美しい
です。風がないから映りこんだ雲がおもしろいです。沼畔には石
が転がっていて大勢が休める広さです。日焼け止めを塗りました。
もうひとつの沼の入口を通過して龍神地蔵を拝みます。その先
は少し坂道がきつくなります。残り1.7kmくらい。頑張らな
くては。。。
なだらかな道がしばらく続きます。リズムを整えやすいです。
人の声がすると思ったら3人下ってきました。万計山荘に泊まっ
ていた人は登頂が早いです。その後は誰にも会いません。
少し下りがあります。山頂まで0.7kmと書いてあります。
鞍部からの道に石が転がっています。少し急なので、今回一番体
力を使うことになりました。バランスをとって進みます。
また土道になって歩きやすくなります。曲がりくねって札幌岳
との分岐を通過。稜線の道にも木があります。自然が美しいです。
こんなところまでフキが生えていました。水があるからでしょう。
細い道に注意して先に進みます。もうピークにつくはずです。
樹間から日が差し込むから期待しています。岩が見えてきました。
右かな? 左に山頂標識がありました。
9時前です。空沼岳山頂。標高1251mです。
雲の切れ間から岩に日が当たって、明るい山頂です。頭にも当た
って熱いです。木陰がないので帽子をかぶっておきます。チョウ
チョやハエが飛んでいます。
岩の上に荷物を出してシャツと靴下を替えます。すっきりして
から景色を撮影。雲の中の白っぽい景色と違って、周囲の山が見
えています。それでも雲の塊が視界を遮っています。
北西の方は少し高い木があります。札幌岳があるはずですが、
雲に隠れています。その左手前に狭薄山が見えているようです。
さきほどの分岐から札幌岳まで道が続いているんですね。
狭薄山の左、遠くにうっすらと羊蹄山が見えます。頭が雲に隠
れています。その左の南西に尻別岳が見えます。今日も誰か登っ
ているでしょう。天気のよい日にもう一度羊蹄山に登りたいです。
南方向に漁岳が見えます。近くに感じます。稜線に道が続いて
いないでしょうか。青い空と白い雲が漁岳の上に見えます。山の
斜面の木々は濃い緑色です。
また左に目を移します。支笏湖の方向になりますが、、、
恵庭岳や樽前岳を見たいのに雲で隠れているようです。残念!
天気を選んで登れる地元の方がうらやましいです。
北の方も雲が邪魔です。それでも近くの斜面の木々が見えてい
ます。雲がなかったら道路や町が見えるのではないかと考えます。
もし見えていたら、そこから空沼岳山頂が見えるということです。
登山口へのアクセス道路を確認したかったです。
山上は岩が続いています。座るのに助かります。周囲も確認し
ましたが特になにもありません。雲で日が陰ると涼しいです。
スマホを操作しましたが電波がきていました。影がないと液晶が
見にくいです。
40分近く山頂にいました。他に人がいなくて静かです。同じ
道で下山します。少しはペースが早まるかも。石道は注意して下
ります。そのあとから登山者とすれ違うようになりました。
あとでわかりましたが7時スタートの人たちです。早いです。
トレランの人もいたようです。
真簾沼に戻りました。また美しい景色を眺めようと思うのです
が、キリがかっています。空が見えて日が当たらないとあの青色
がでないのでしょうか。沼面が灰色っぽく見えます。
登山者と話をして休憩後にまた下ります。まだどんどん人とす
れ違います。人気の山ですね。11時に万計山荘に到着。沼の周
りで休んでいる人が多いです。沼はキリがかっています。すれ違
ったトレラン人がもう戻ってきました。早いですね。
滝を眺めて山道を下ります。やはり下山の方が体が楽です。
標高が下がると日が差し込むようになり、気温も暑いです。登山
者にはきついかも。はげましながらすれ違っていきました。
まだ記憶に新しい道を下ります。標識が目安になります。距離
が長い分、時間がかかります。やはり疲れもでてきます。足を休
めながら下りました。靴が汚れてもあとで洗います。
12時半すぎに登山口に戻りました。これから登る人がいるな
ら山荘泊まりでしょうね。静かですが日が当たって明るいです。
下山の記帳をした時に、たくさんの人が入山しているのがわかり
ました。50人くらいかな。
車を停めたところに戻ります。ゆっくりと着替えて息を整えま
す。暑いから車のクーラーがありがたいです。広いところに車が
置いてありますが、橋の手前もおけるようでした。
1kmくらいなら、駐車場所を探すよりも歩いた方が早そうで
す。登山口バス停に自販機があるから冷たいジュースを飲みます。
今日の日ざしでどろべちゃ道が乾いていました。
国道からの入口を再確認して15時にホテルにチェックイン。
汗を流して休みました。空沼岳は歩きやすかったです。道もよく
わかりました。また沼や山頂からの景色を撮影しに行きたいです。
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