14時です。スタートしてから9時間半。雨竜沼湿原から南暑
寒岳に登って、暑寒別岳まで往復して戻ってきています。事故が
ないように雨竜沼湿原を通って、南暑寒荘に下山しなくてはなり
ません。あと3時間で下山できるかな。
南暑寒岳からゆっくりと下ります。雲の下にでたら視界がよく
なりました。キリの中だった花畑がきれいに見えます。たまに日
がさします。日が当たると暑いですね。チョウチョやハチなど虫
が少し飛んでいます。
雪や水がない山道はほんとに歩きやすいです。前回苦労したの
がうそのようです。それでも石の上に乗ったりするから、振動で
疲労しないように注意。まだよく滑る湿った土道もあります。
下を見てくだるのですが遠くまで見渡せます。電波がきていた
はずだからスマホを少し操作します。足が疲れているから、濡れ
た靴下を交換しました。これだけで違います。
長い山行になるから足指が疲れないか心配でしたが、余分なイ
ンソールを入れないことで痛くなくなっています。驚きました。
下りだからもっとスピードがでてもよさそうなのですが、、、
ササに囲まれているせいか風がありません。なんだかねむくなっ
てきました。しっかりしなくては、、、メガネのピントが合わな
くなったように感じます。どこか悪いのかな。
標高がなかなか下がりません。遠くに湿原が見えます。湿原入
口が見えるので雨竜沼湿原が見えています。まだ遠いです。建物
が見えたらおもしろそうなのですが、、、まわりは山だらけです。
明日の朝は近くのピンネシリに登ろうと計画していますが、今
日の疲労を考えたらやめた方がよさそうです。どの山か確認した
いけどわかりませんでした。
やっと七合目の標柱を通過。南暑寒岳から3kmで展望台。
長かったです。休憩もしていますが80分かかっています。ペー
ス遅いです。デポした水を回収。飲みながら湿原に下りました。
木道を歩きます。歩きやすいので距離がかせげます。さすがに
人影が見えません。天気がよかったら夕刻色の湿原を撮影してい
る人がいそうです。
一方通行の道に入ります。今日初めて歩く木道。ササ原の間を
歩くところもあります。土が弱くて迂回させたのでしょうか。
空がどんよりうす暗くなっています。南暑寒岳が見えません。
雲の中に隠れたようです。歩きながら花を見て楽しみます。沼も
美しい景色です。地塘の形がおもしろいです。
水があふれそうな池の横を通ります。そして湿原内の展望台を
通過。遠くで少し鳥が鳴いていました。16時過ぎに湿原入口に
到着。まだ水が700ccくらいあります。
沢を渡ってしばらくなだらかに歩きます。雨が降りそうなので
心配。川が見えなくなっていよいよ坂を下ります。どんどん下り
ますがベチャ道なので滑らないように注意しています。
大きな木やヤマアジサイを見ています。両手で木や岩をつかむ
時もあります。こけずに歩けました。第二吊橋からはゆるやかな
道です。白竜の滝を少し眺めてすぐに歩きます。水が流れるベチ
ャ道。濡れてもしっかりと歩きました。
最後の道を下って第一吊橋を渡ります。ここからは広い林道。
17時過ぎに南暑寒荘に戻りました。下山予定は12時間後の
16時半にしていましたが、オーバーしました。けっこう時間が
かかる道がありました。
ほとんに長いコースです。次に日帰りでこのコースを歩くこと
はないでしょう。もし登るなら増毛側から暑寒別岳に登ってみた
いです。
水が多くいるから荷物が重かったです。もし晴れて暑かったら
バテていたかもしれません。私にとっては南暑寒岳までの往復く
らいがちょうどよいかもしれません。
車に乗った時にメガネのフレームが外れました。ネジが取れた
からですが、ピントが合わないと思ったらずれていたようです。
下山完了までもちこたえてくれました。
この日は滝川泊まりです。夜は雨が降って、翌日早朝は大雨注
意報がでました。朝7時には雨が止んでいましたが、体を休める
ことにして、夕刻に札幌の八剣山にちょっと登っています。
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