2月の屋久島に遊びに行きました。山登りです。青空の宮之浦岳に登って写真を撮りたかったのです。少しは温かくなったかなと思ってでかけました。初日は愛子岳登頂、二日目に宮之浦岳チャレンジしましたが、雪があるので黒味岳に変更しました。
3日目です。どこにしようか宿で考えていました。モッチョム岳などもありますが、車を使用せずに宮之浦から歩いて、白谷雲水峡に行くことにしました。この時車道は土砂くずれで、途中までしか車で入れなかったようです。暗い中起きてでかけました。天気が晴れますように。
ライトを持っています。海岸を眺めて車道を歩きました。たまに車が通ります。だんだん明るくなってきます。日の出が見られる位置ではありません。それでも朝の雰囲気はステキですね。楠川歩道の入口に着きました。ここから山へと車道を歩いていきます。
道案内を見て歩いています。まだ人の生活のにおいがするところです。7時51分に車道終点になりました。ここから山道です。頑張って登りますよ。きれいな植林を歩きます。道がわからなくなるのではと不安があります。地図には山道が載っているから大丈夫でしょう。
石道を進みます。山の中の雰囲気が強くなりました。標高が上がり、海が見えるところもあります。さらに登ります。やがて三本杉の峠に着きました。大きな杉があります。目印にもいいですね。下山にも通るから覚えておきます。この先は沢を渡ってまた登り、車道に合流しました。
案内があるのでそれで入口に向かいます。広い駐車場があります。車が1台もありません。シカが走っていました。位置がよくわかりませんが、入口の白谷雲水峡の案内図を見ることにしました。巨木が見れたらうれしいですね。この時は太鼓岩のことは知りませんでした。
協力金を払って中に入ります。まだ誰もいないのでしょうか。静かです。遊歩道が整備されています。水が勢いよく流れています。岩ときれいな水を見て歩きました。橋もあります。階段を登っていきます。遠回りになりますが、右側の遊歩道から登りました。辻峠まで行くつもりです。
まずは二大杉です。屋久島の雰囲気がでてきました。巨木です。人間と違って長生きするんですね。コケも増えてきました。樹林帯であまり日がさしこみません。次は三本足杉です。名前のある木には案内板があり、高さなども書いてあります。三本槍杉はななめになっています。それでも生きているんですね。
うす暗いせいかデジカメの撮影がうまくいきません。前日に冷やしすぎたのかもしれません。次は奉行杉です。反対から見ると顔のように見えました。まるで生きているみたいです。今も同じ表情でしょうか?山道は木の根がでていたりします。木の下をくぐるところもありました。
二代くぐり杉を通過して11時半前に雲水峡道に合流しました。道がよくなります。まだまだ登ります。すぐに白谷小屋に着きました。ここもどんなとこか見ておきたかったです。水量豊かな水場がありました。当然冷たいです。日が当たっているところにシカが何頭かいました。なかなか逃げません。
お昼をさっと食べて、また登ります。たまに人と出会うようになりました。誰かがいると心強いです。水が流れている山道があります。コケがあるので滑らないように歩きました。12時13分、標高975mの辻峠に着きました。ここを下っていけば、縄文杉への道と合流します。
展望がない辻峠で休憩しています。太鼓岩の案内があったので、行ってみることにしました。道は細いです。テープを探して歩きました。やがて人の声が聞こえました。白い岩が見えます。ここが太鼓岩のようです。さっそく上がってみます。
うわぁー。こんなに天気がよかったんですね。青空です。そして目の前に宮之浦岳がそびえています。白い雪をかぶっています。美しいですね。こんな天気の時に山頂に立ってみたいです。風が吹いています。下を見ると川が見えました。建物がなくて、山の奥のイメージです。
太鼓岩から周遊して辻峠に戻りました。けっこう人が行き来しています。このまま下山開始しました。小屋まで同じ道です。そして分岐から雲水峡道を下りました。やがて朝見たさつき橋に到着します。橋を渡って同じ道を下りました。明るくなって、水がさらにきれいです。
車道からまた山道に入って下ります。道に迷わないように注意します。下りは気が楽でした。しかしやはり誰もいません。どんどん下っていきました。植林には白谷雲水峡のような巨木はないです。いつか大きくなっていくんでしょうね。海岸まで下って宮之浦まで歩いて戻りました。
|