2月は標高の高い山に残雪があるからあまり登りに行きません。南国の屋久島なら残雪も少ないかと思って出かけました。以前登頂した時は雨だったので、展望がなかったのです。青空を期待してでかけました。
鹿児島空港で乗り継いで、屋久島に入りました。初日に愛子岳に登っています。こちらは雪がなかったです。準備万端で、淀川登山口から往復で登ることにしていました。以前11月に寒波で断念したコースです。
明るくなって入山しています。普通なら十分往復するのに楽な時間です。淀川小屋まで湿った道を歩いて行きました。たまに残雪が見えます。小屋は静かでした。橋を渡って登っていきます。
木の根の道を歩いたりしています。雪解け水がたまっています。靴を濡らさないように注意していました。樹林帯です。キリがかっている天気でした。道はだんだん残雪の道になってきました。20〜30cmあって、足が埋まります。歩きにくいです。
転ばないように注意しながら歩きます。やがて小花之江河に到着しました。懐かしい季節です。ここの湿原の雰囲気が大好きです。木道もあります。天気回復を祈りながら、さらに進んでいきました。
また残雪の道を歩いて花之江河に着きました。こちらの方が広い湿原です。少し日が当たってきました。黒味岳には雲がかかっています。祠に参拝してさらに進みました。とにかく先に山頂めざします。湿原の観光は下山時にします。
山道ですが、残雪があり、埋まると体力消耗します。それでも足跡があるところはたどっていけます。黒味岳分岐に到着しました。悩んでいたのですが、もう少し進んでみます。しかし道が悪くなり、足跡も不明瞭になってきたので、宮之浦岳は断念しました。いつかまた機会があるでしょう。
このまま下山したら断念記録になります。それは嫌です。こんな時は登れる山に登頂します。分岐から黒味岳山頂までは距離が短いです。これなら登れるでしょう。行ってきます。計画変更でした。後ろにふたりいましたが、その方達も変更したようです。
黒味岳にしましたが、こちらも残雪に埋まります。ロープ場もあります。道が狭くて不明瞭でもあります。それでも印を探して登っていきました。すぐに山頂が見えてきたので山道がわかりやすいです。この時は青空が広がっていました。うれしいです。
さらに展望がよくなりました。山頂の岩に近づいています。花之江河が下に見えます。そして宮之浦岳が見えました。青空です。とてもきれいですね。早く山頂にいきたいです。頑張って足を上げていきました。
最後の岩場を登ると、宮之浦岳と永田岳が目の前に広がっていました。美しい景色ですね。また雲がかかってきていました。急いで写真撮影します。登頂を祝って「やっほー」と叫びます。投石平から「おーい」と声が聞こえました。登っていますね。
日が当たる山頂のんびりしたいです。360度の景色は最高です。後続のふたりも登ってきました。靴が濡れてきているから早めに下山します。下りはさらに注意します。足跡をたどれば、すぐに分岐に戻りました。
花之江河に戻りました。日が当たって湿原が輝いています。明るい景色がいいですね。花は咲いていません。まだ虫もいませんでした。黒味岳を眺めて小花之江河に向かいます。その後どんどん下って登山口に戻りました。
宮之浦岳に行かなかったので時間があります。愛子岳を眺めます。安房の海を眺めます。そして海岸沿いまで移動して、そのまま千尋の滝を見に行きました。ここにはモッチョム岳の登山口があります。いつか登ってみたいです。その後、宮之浦の町に移動して車を返却しました。
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