深夜から早朝にかけて雨がよく降りました。山登りするから心
配です。北海道は明るくなるのが早いから、4時くらいから行動
しようと思っていたのに、時間を遅らせることにしました。
島武意海岸を観光したあとに移動します。
林道終点の小屋で登山届を出してスタート。7時だから12時
までの下山を目標にしたいです。林道を歩く人がいるからだと思
いますが、登山口辺りは2.5合目くらいです。すぐに3合目の
標識を見つけました。
6合目くらいまでなだらかな感じの道です。標識があるから位
置を判断しやすくて助かります。雨は降っていませんが、キリが
かっているところはあります。木々で展望が効きません。ベチャ
道があります。靴を汚したくないものです。
静かに登ります。駐車場に車がなかったから本日の先頭にいる
ようです。熊に注意してスズを鳴らしています。たまに声をだし
ています。
ご神木のような大きな木がありました。小さな沢を3回は横切
りました。ミズバショウがあるから雪解けの頃に楽しめそうです。
六合目辺りは道が急です。ペースが落ちています。急ぐ必要は
ありません。途中木の間から北の景色が見えました。ふもとの畑
や家が見えます。海が見えたらいいのですがよくわかりません。
七合目を通過。泥道ですがなんとか歩けています。雪の重みで
横になっている白いシラカバが増えました。明るくていいのです
が、くぐったりまたいだりするので体力を使います。楽しいです。
黄色い花が目立つ山道です。高いササが生えていますが、山道
とササの間が草原になっています。気がまぎれて疲れを忘れます。
ツバメオモト、サンカヨウ、エンレイソウは花が終わってタネに
なっている季節でした。
八合目を通過。空に近づいた気がします。雲の中に入ったよう
で、まわりが白い景色です。山のピークが見えそうで見えていま
せん。キリがかった写真写りが悪い九合目を通過してさらに頑張
ります。
黄色のオトギリや白色のゴゼンタチバナが咲いています。石の
土台が見えてきました。やっと山上です。ここが山頂かと思いま
したが、20m先に標柱があります。9時半に1255mの積丹
岳に登頂です。
崖下から冷たい強い風が吹き上げてきます。寒くなるから乾い
たシャツに着替えます。磁石で位置を確認しました。でも雲の中
なので景色が見えません。積丹の海岸を見たかったです。余別岳
を眺めたかったです。
パンを食べながら山頂の花を見ています。天気が悪いから虫が
飛んでいません。雲が流れそうにないから下山開始します。ひん
やりとしたクーラーの部屋にいる感じの山頂でした。
少しはペースが上がるかと思いましたが、滑らないように注意
して下っています。足も傷めたくないです。八合目まで下ったら
登山者に出会いました。埼玉から来られたそうです。あともう少
しです。がんばれー。
けっこう長く感じますが時間を計ってみます。12時までに駐
車場に戻れそうです。午後は岩内岳に登ろうと計画していました
が、天気と夕暮れ時刻が気になるので、ニセコアンヌプリ西側の
五色温泉にそのまま移動することを考えました。
六合目を通過します。泥道がほんとに滑りやすいです。ストッ
クは1本です。左手に軍手をしていますが、手をつくスリップを
3回もしています。ズボンの裾30cmと靴が泥まみれでした。
四合目辺りで15人くらいの団体さんとすれ違います。山道を
楽しまれることと思います。11時半だから下山が遅くなるので
はと心配です。昼が長い季節だけど無理しないでくださいね。
12時前に登山口に戻りました。マイクロバスと乗用車がとま
っています。車に戻って着かえます。山の中は電波がきていませ
んでしたが、登山口だとスマホが使えました。クラクションを鳴
らしながら林道を走行して、余市を経由して移動しました。
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