洞爺湖温泉から移動して千歳に向かいます。18時30分の飛
行機で帰ることになっています。午前中に途中にあるオロフレ山
に登ることにしました。車が少ない朝です。
途中から旧道に入ってオロフレ峠に行くのを知っていました。
案内があるかどうか知りません。ゲートのある林道に入りました
が途中で通行止めです。もっと上まで移動していけば標識があり
ました。そして広い舗装路でした。ナビないから。
車道終点に広ーい駐車場があります。青い車が1台止まってい
ます。昔はレストハウスもあってにぎやかだったそうです。雲が
あって景色が見えません。雨は大丈夫でしょうが、急ぐに越した
ことはありません。
すぐに準備して登山届をだしました。9時過ぎにスタートです。
現在の標高が930mだからそんなに高低差はありません。静か
に山道に入っていきます。しばらくすると車がやってくる音がし
ました。
道がゆるやかになります。しばらくは余裕です。がキリがかっ
ているので心配です。オロフレ山の斜面が見えました。山上の雲
がなかなか流れません。たまにうすく稜線が見えています。天気
がよくなることを祈って歩きます。
花が咲いています。チョウチョが飛んでいます。大きな岩が見
えてきました。羅漢岩です。転落注意と書いてあります。キリが
かった幻想的な景色です。急な斜面が見えますが落ちたら下まで
いきそうです。
幸運なことにオロフレ山の雲が流れていきました。うれしいで
す。写真も撮っておきます。小岩峰の上に人がいます。20分前
に入山した3人組が上がって楽しんでいました。先に山頂にいか
ないんですね。挨拶して私が先行することになります。
花がたくさん咲いている道です。ゆるやかに下ります。この道
からオロフレ山がきれいに見えます。日が当たったら明るい景色
になることでしょう。チョウチョがいるから観察もしていました。
ケルンがあります。ちょっとした広場です。高い木がないから
見晴らしがよいです。ここからまた登りになります。最初はゆる
やかです。少し標高が上がったら、さきほど通った小岩峰がきれ
いに見えていました。
10時になりました。キリがとれている感じです。山道が急に
なります。岩があります。遠くの景色が見たいのですが、まだキ
リがあります。めずらしく私の前に小鳥がでてきました。歩いて
逃げます。巣立ったばかりなのでしょうね。かわいいです。
たまに立ち休憩しながら登ります。花が増えました。ヨツバシ
オガマ、ナデシコ、ウメバチソウなども咲いています。チョウチ
ョやハエもいます。虫が飛んでいるから天気がよくなりそうです。
頑張ってピークに着いたと思ったらまだ上があります。続けて
頑張ります。やはり早く山頂の景色を見たいです。またゆるやか
な道になりました。もう高いところが見えません。到着です。
10時23分にオロフレ山山頂です。約70分で登頂できまし
た。標高1231mだから大晦日で覚えられます。三角点を確認
しました。
まわりに雲があります。山の景色を撮影できないのが残念です。
座って休みます。ササ原に道のような跡があるので押し入って
北側の景色を見ました。ササ原が広がっています。キリが流れて
視界が長くなりました。やはりササ原が広がっています。海など
を見たいですね。
しばらくチョウチョなどを見ていました。そして下山開始しま
す。このころに日が強く当たって暑さを感じました。山が明るく
なりますがまた曇っていきます。
下りは余裕でゆっくりと歩きます。登山時に歩いた道が見えて
います。カメラを落としたので設定が狂いました。ピントが合わ
ないからリセットして再設定します。その時に後続の登山者とす
れ違いました。
急な斜面を注意して下ります。チョウチョがさらに増えている
ようです。ケルンのところを通過してまた登ります。たまにオロ
フレ山を振り返っています。また雲がかかってきました。
小岩峰の横に来ました。ストックを置いて岩に登ります。ここ
からも景色がよく見えます。石柱があるからなにかなと思ったら
山神様でした。お礼を申し上げます。
後続者のひとりが下山していきます。山頂に長居しなかったよ
うです。近くの方で何回も登られているそうです。
クマスズを鳴らしながら歩いていきます。羅漢岩のところもま
だキリがかっていました。人の声がすると思ったら登山口のある
オロフレ峠です。車が数台とまっています。
着替えて荷物の整理をします。本日はもう山に登りません。
登別の町にでて昼食にしようと思います。けっこうおなかがすき
ました。食後に海岸沿いの国道36号線を運転しましたが、かな
りの濃霧になりました。天気は変わりますね。
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