二百名山の燕岳。長野県の学校登山などでも有名で、冬場でも登山しやすい山です。早く登りたかったのですが、百名山完登のために、最後の常念岳に登るコースとして縦走を選びました。大阪から電車移動するので、昼からの登山になります。
タクシーで中房温泉口に着きました。けっこう人がいてにぎやかです。まだ夏の雰囲気でした。食事して登山開始です。急登と聞いていただけに、気合いいれていきますね。道がよくてしっかりしています。段差がけっこうあります。階段があるところもありました。
2泊分の荷物をかついでいます。急いだら息がきれますが、少しずつ前に進みます。木陰の樹林帯、ベンチがある休憩場所を順番に通過します。富士見ベンチから富士山は見えない日でした。私は3人で登っています。下山者とけっこうすれ違いました。
めざすは燕山荘ですが、燕岳は本日中に登頂したいです。頑張ります。木が少ないところは展望がありました。有明山がきれいに見えます。大天井岳も見えてきました。うれしいですね。きれいな砂のかたまりの道を登っていくと、合戦小屋につきました。にぎやかです。
合戦小屋では名物のスイカを食べました。汗かいてるから特においしいです。特に展望のある場所ではありませんが、小屋があると安心ですね。残りの道も頑張りますよ。ちょっと長く休憩しましたが、登山再開です。高い木が減ってきました。まわりも明るいです。
とがった山がだんだん見えてきます。大天井岳の右の方ですが、槍ヶ岳が見えだしました。やりましたね。雲に邪魔されずに見えるのがうれしいです。展望を楽しみながら歩きます。有明山の他に、餓鬼岳も見えるようになりました。景色が気になるばかりです。もう下山者がいなくなりました。たまに登山者がいる時間です。
燕山荘が見えてきました。頑張らなくては、、、山道沿いに高山の花が咲いています。ハハコ、トリカブト、ウメバチソウなど。他にもないかと探して歩きます。道がよくなりました。遊歩道の感覚です。そして明るい燕山荘に到着しました。石垣がお城みたいです。16時半すぎです。
先にチェックインして荷物を置きます。水を持って山頂まで往復してきます。ほとんどの人が山荘で楽しんでいる時間です。山には人が少なくて静かでした。きれいな白っぽい砂道を歩いていきます。コマクサが生育している山の斜面でした。面白い形の岩があるので楽しいです。
すでに槍ヶ岳の他に、奥穂高岳や野口五郎岳などが見えていました。みんな気になります。太陽は雲に隠れています。燕岳山頂はすぐに特定できません。岩が多くてどこか悩みます。木がないから見晴らしがよいです。やがて山頂に着きました。数人の方がおられましたが、入れ替わりで下山されました。
山頂からは、立山、針ノ木岳、蓮華岳も見えます。餓鬼岳もいつか行ってみたいと思いながら眺めました。360度のパノラマですね。風がありました。大天井岳も見えます。明日の予定です。燕山荘が見えるので安心です。写真撮ったので、山荘に戻ることにしました。
山荘で荷物を整理してから、夕食を食べに行きました。広い食堂でゆったりできます。みんなにぎやかですが、天気予報のニュースは真剣に聞いています。雨降りそうな予報でした。外が暗くなった夜に外にでて景色を見ましたが、松本の街明かりが見えていました。明日の登山も頑張るぞぉ。
【反省点】
・ペースを上げるために、荷物のバランスを考えればよかった。
・合戦小屋の休憩が長くて、体がだれたかもしれない。
・時間があったので、もっと山頂周辺を歩いてみてもよかった。
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