二百名山の大日ケ岳に登りに行きました。遠くまで行ったので、
もうひとつは登りたいですね。いろいろ考えて三ノ峰に決めまし
た。午後は移動して帰るから早朝からの活動です。
少し明るくなってから移動しています。夏至に近づいているか
ら早くから行動できます。曇り空でした。6時過ぎに目的の上小
池駐車場に着きました。誰もいません。しばらくレンタカーの中
で休みました。
さぁ、6時半に標高920mの駐車場からスタートします。大
きな栗の木がありました。実を見たいです。車道にでてしばらく
歩きます。打波川沿いに20分くらいで山道の入口に着きました。
上の方には残雪があるでしょう。気合いを入れて登りますよ。
すぐに山腰跡になりました。昔は人が住んでいたのでしょうね。
ベンチがありました。その後、日が差し込む山道を木を見ながら
登っていきます。
早くから汗をかいています。体が熱くなってきました。水たま
りがあるところは避けて通ります。やがて高い木が減って遠くの
景色が見えだしました。
8時前に標高1420mの六本檜に到着です。福井県側の景色
を眺めます。雲が下に見えるようになっています。空が明るくな
っていました。
願教寺山がきれいに見えます。あちらにも残雪があるようです。
遠くの雲の上に山の頭が見えます。あれが百名山の荒島岳のよう
です。登った時のことを思いだしました。暑かったです。
山の斜面を眺めながら歩きます。新緑がきれいです。ツツジの
花が咲いています。イワカガミの花も見つけました。そして三ノ
峰が見えてきました。まだ距離があるから頑張って登ります。
またブナの樹林帯を歩きます。キノコやイワナシの花を見つけ
ました。そして展望のよい道を歩きます。少しずつ近づいていま
す。剣ケ岩が見えました。まずはそこまで行かなくては、、、
雪解けしてスミレなどの花が咲いています。まだ少ないけど花
を見つけるとうれしいです。温かいのでブヨがいました。まとわ
りつかれてうっとおしいです。谷の方に白いシラカバがあってき
れいでした。
ササが増えてきました。剣ケ岩に向かって登っています。雪渓
が近くに見えるようになりました。道にも雪が残っているでしょ
うか。標高が上がってブヨがいなくなりました。雪渓の横に来ま
したが空気が冷たく感じるようになりました。
冷えないようにカッパを着ておくことにしました。たまに休憩
しながら歩いています。別山の方を眺めますが、ここよりも雪が
多いです。
振り返ると赤兎山や経ケ峰が見えました。三ノ峰とどちらにし
ようか迷ったところです。いつか登りたいけど、遠いからなかな
か来れませんね。今度は雪がない花の多い季節を味わうのもよさ
そうです。
三ノ峰と打波ノ頭のパノラマが広がっています。雄大な自然を
感じる場所です。避難小屋が見えました。急になった道を上がっ
ていきます。
前に国体のコースになった道ですが荒れていました。急斜面で
展望がよい道です。谷の方を眺めると、けっこう登ってきたなぁ
と感じます。上っていくと標識がありました。左に曲がります。
10時前に三ノ峰避難小屋に到着です。誰もいません。静かで
す。白山国立公園の石碑がありました。福井、岐阜、石川の県境
の越前三ノ峰が見えます。あとで行くことにします。
まだ山頂が見えませんが最後の登りを頑張ります。道に雪がな
いから楽に歩けました。ショウジョウバカマが咲いています。
山の上にも春が訪れています。
右側に白い雪渓があります。そして道の先に白い標識が見えま
した。10時に標高2128mの三ノ峰に登頂でーす。やりまし
たぁ。誰もいないから一人で静かに鑑賞します。
別山が大きく見えます。雄大な景色です。白い雪が多いです。
室堂まで約6時間、立山登山口まで9kmと書いてあります。
行ってみたいですね。
百名山の白山の山頂を探しますがわかりません。残念ながら雲
に隠れているようです。10分くらいして下山開始しました。
下りになると余裕を持って景色を眺めることができます。避難小
屋が見える景色がいいですね。
避難小屋に戻って少し休憩させてもらいました。きれいな小屋
です。お泊まりして日の出を拝みたいです。その後、越前三ノ峰
に向かいます。
雪渓を歩きましたが、落ちることがあるので注意しています。
振り返ると三ノ峰も別山も雲の中です。山の天気は変わりやすい
ですね。すぐに越前三ノ峰山頂に着きます。標高2095mで福
井県の最高峰。やはり高いところはいいですね。
小屋に戻って分岐から同じ道を下りました。雲の中を下山中で
す。フキの花がもう終わっています。桜の花が咲いていました。
雲で遠くが見えませんがどんどん下ります。11時半に剣ケ岩
まで戻りました。着ていたカッパを脱ぎます。そしてまた下って、
12時には六本檜に戻りました。
オウレンやサンカヨウの花を見ながら下ります。黄色いキンポ
ウゲが咲く山腰跡を通過して山頂から5kmの車道山道入口に戻
りました。
日が当たっている車道をのんびり歩いて13時に駐車場に戻り
ました。早く下りたので余裕を持って移動できます。早春の山登
りですが、花が咲いていて残雪も歩けて楽しかったです。
|