長九郎山は静岡県の山です。でも関東百山のガイドに載ってい
たから登りに行きました。ここはアクセスに苦労しますね。
伊豆半島の大きさを感じました。
電車を乗り継いで下田駅に着いたのが10時です。さっそくバ
スに乗り込みます。青空が見えるほど海沿いの天気がよいです。
幕末の開港の舞台である下田を観光したいけど山に行きました。
早く歩きたいです。40分ほどしてバスを降りました。けっこ
う家があります。池代川沿いの桜並木を見ながら登山口に向かい
ます。寒い季節ですが、伊豆は温かいイメージがあります。
人を見かけませんが川原にヤギがいました。水車がまわってい
ます。大沢温泉の地です。なまこ塀の家があります。
勢いよく流れているねずっ喰の滝を眺めながら準備しました。
水が冷たそうです。見ごたえのある滝です。夏は涼しく感じるこ
とでしょう。
11時半すぎてもまだ町中を歩いています。長九郎山の登山案
内板がありました。確認してから進みます。黒い布がめくられて
いるわさび田があります。きれいな水が豊富なんですね。
12時前にやっと山道に入れました。急ぎましょう。山の手入
れをした後のようで、まっすぐで丈夫な木がたくさん落ちていま
した。ストックとして使わせてもらいます。けっこう便利です。
山の神様に安全祈願。道の落ち葉は乾いていました。
海沿いと違って曇っています。あられが少し降りました。
あれっ、舗装路に出ました。まだ車道歩きがあります。林道終点
からまた山道に入ったのが12時40分です。
川沿いにわさび園がある道です。木橋がたくさんありました。
道が整備されています。歩きやすいです。
13時半前にまた山道を横切りました。けっこう開発されてい
ます。案内標識があるからありがたいです。時間が経つと標高が
あがっています。
海が見えました。太平洋です。雲ってどんよりしているのが残
念ですが、海面は日が当たって輝いているようです。早く山頂か
ら眺めたいです。どんどん登りましょう。
枯れたススキがある道を通ります。そしてまた林道にでました。
車で山頂まで行けるのではと思ってしまいます。次の山道の入口
には、あと500mと表示がありました。
もうすぐです。石が転がっている道です。日が当たりました。
こうなると山が明るいです。14時に長九郎山山頂に着きました。
標高996mです。 \(^▽^)/
さすがにこの季節は空気が寒いですね。展望台の櫓があったので
上がりました。ここからきれいな景色を望むことができます。
まずは天城山です。百名山の素晴らしい山です。最初は雲がか
かっていましたが、風が強いから少しずつ流れていきました。
雪の天城山を縦走した時のことを思い出します。左に天城峠が
あります。今日も歩いている人がいることでしょう。
今度は海を眺めます。太平洋です。青空が見えています。町の
建物が見えません。下田駅の方向はなんとなくわかります。
西伊豆の海の方は海面が輝いています。太陽がある方向です。
夕暮れ時に眺めてみたい景色です。山がたくさん見えます。雲が
ない快晴なら富士山が見えるのではないかと思います。
縦走する形で下山します。天城シャクナゲにつぼみがついてい
ます。咲いたらきれいでしょうね。展望のない植林帯に入って下
っていきます。
檜を間伐したあとで、新しい切口からよい香りが漂っていまし
た。森林浴です。下りは早いです。どんどん下っていくと川沿い
の車道が見えました。そしてすぐに集落にでます。
16時過ぎると日が傾いて山陰ができています。ロウバイやア
ロエの花を見ながらバスを待ちました。無事アクセスの長かった
長九郎山に登ることができました。
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