∧194 雲仙岳(普賢岳) 2006年1月22日
横浜に住んでいた時です。飛行機で移動して、長崎空港で車を借りました。佐賀県最高峰の経ヶ峰に登ってきました。雪が積もっていて、くもり空で寒かったです。風邪気味になりましたが、諫早のホテルで早く眠って治しました。
朝早くから起きて移動開始します。雲仙温泉の湯けむりが、旅情を掻き立てます。スムーズに登山口に向かっていたのですが、仁田峠登山道路入口で、タイヤのチェックがありました。レンタカーは冬用ではなく、チェーンもありません。池ノ原駐車場にとめて歩くことにしました。もう日が高くなっているから、急ぐことにします。帰りの飛行機の時間を気にして登りました。
きれいな遊歩道が、ゴルフ場の横に続いています。しかし凍っているから要注意です。何人か登っていました。道案内標識があるのが助かります。体も温かくなってきました。それにしても天気がよいです。青空がもってくれることを祈ります。そして仁田峠に着きました。
まだあまり人がきていません。リフトも動き始めた頃です。すぐにリフト沿いの山道に入って登りました。大きな木がないから、展望がよいです。すでに、雲仙温泉やゴルフ場が見渡せています。わくわくする山登りです。やがて右前方に、リフトの上駅が見えてきました。すでに雪道を歩いています。登って初めて、白いのが霧氷だとわかりました。とてもきれいです。しかも朝日を浴びています。
リフト上駅前の広場から景色を眺めます。さらに展望台に上がって眺めます。美しい景色です。島原温泉周辺もきれいですが、北東に見える、普賢岳と平成新山が見事です。白い雪をかぶっています。いいですね。あそこに登ります。さらに北には、妙見岳、国見岳が望めます。これはもう別世界です。写真もたくさん撮ります。
元気に山道を登ります。鳥居をくぐって、妙見神社にお参りします。感謝しなくてはなりません。さらに白い道を歩きます。分岐から、国見岳の往復です。軽アイゼンをつけていました。注意して登ります。雪に足跡がつきます。山頂は広くないです。しかし、景色は抜群です。美しい普賢岳に加えて、北に経ヶ岳や多良岳が望めました。諫早湾も見えます。ほんとに景色がきれいでした。
分岐に戻って、一度少し下ります。北斜面は影でうす暗いです。次の分岐で、今度は普賢岳山頂まで往復します。普賢神社があるから、拝みます。こちらの岩にも雪がへばりついていました。山頂の標識がありました。普賢岳に登れて、うれしいです。火山活動で、平成新山みたいに立入禁止なら登れませんでした。上を見ると、新山が噴煙をだしています。噴火は怖いし、災害は起きてほしくないです。しかし自然は美しいです。
このまま、仁田峠へと下ります。雪が溶けてきました。緩やかに下って、車道にでました。車が増えています。案内所で、噴火の時の資料をみます。赤い溶岩流を見ると、噴火の恐ろしさを実感し、みんなに被害がでないように祈りたくなりました。このあとは、駐車場に戻って、原城跡などを観光して帰りました。今回はとても美しい山行になりました。
【反省点】
・前日の登山で、体を冷やさないようにしておくべきだった。
・もっと写真を撮っておけばよかったです。美しすぎました。
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