∧158 餓鬼岳 2011年9月17日
久しぶりに北アルプスに行きました。松本に前泊して、信濃松川駅からタクシーで、白沢登山口に入りました。雨が降っているので、いきなりカッパ着ての登山です。後日談ですが、17日の松本は1日晴れていたそうです。今回は、ふたりで登ります。テントがあるので、大きいザックを使っています。
しばらく川沿いです。アップダウンがあるので疲れます。橋、階段、木の歩道と、アスレチック感覚です。魚止めの滝を越して、最終水場で休憩します。冷たくておいしい水です。汗と雨で、下着が濡れてきました。気温は暑くないのですが、カッパを着ると、むしむしします。
大凪山を越えてさらに登ります。樹林帯から草原帯になり、夏に花が咲いていた跡をみながら進みます。やがて餓鬼岳小屋に到着しました。先にテントを張ります。そして雨がやんでいるうちに山頂に、、、
やはり雲ばっかしです。それでも雨が止んでいるうちに撮影をしました。翌日の天気を願います。夜の風で雲が流れて、深夜に松本の明かりが見えていました。
翌朝は晴れました。日の出も拝みました。再び山頂に行くと、360度のきれいな景色。鹿島槍ヶ岳、立山、槍ヶ岳、常念岳、富士山、八ヶ岳などの山々が、きれいに見渡せます。野口五郎岳が見事です。しばらくみとれました。
テントをかたづけて、大きなザックを背負って、岩道を南下します。バランスが大切です。晴れると景色がよいばかりでなく、草の水滴もなくなるので助かります。荷物のバランスが悪かったのか、2回こけて、めずらしくスリキズを作ってしまいしました。でもほんとに景色がきれいです。
東沢乗越から中房温泉まで5.2km。沢沿いには、アップダウンもあります。温泉は、燕岳の登山口でもあるから、けっこう登山者がいました。バス待ちの間に、入浴して汗を流しました。
【反省点】
・着替えたのに、草の水滴でまた濡らしてしまった。
・温かい寝床を考えればよかった。シュラフはうすかったかも。
・ビデオの電池をひとつ忘れてしまった。
|