埼玉県にある和名倉山。別名白石山です。2百名山だし、都内から近いので早く登ってみたいと思っていました。アクセスがよければ日帰り登山してみたいのですが、昼から出発して1泊することにしました。山梨県側の三ノ瀬口から登りました。仲間4人で登ります。
初日は距離が短いし、車道歩きなので気が楽です。暗くてもライトがあれば余裕の感じですね。途中の見晴らしのよいところから、富士山が見えています。こうなるとうれしいです。明日の登山にも期待が持てます。将監小屋で泊まりました。夕食は焼き肉をして食べたので楽しかったです。まだ冷たい空気の中で寝ました。(夕刻の外は寒かったです)
朝起きて出発します。朝もまだ寒いです。他のグループも出発していました。笠取山や飛龍山などに行く人もいるようです。和名倉山は、ガイドで熟練コースになっていたので注意しています。今まで登ったことある人に状況は聞いていました。道は大丈夫とのことですが、不明なとこもあるかもしれないので注意します。
出発してすぐに将監峠を越して、笠取山への分岐も通過します。稜線上になると竜喰山や飛龍山がきれいに見えました。こちらから眺めることはないので面白いです。細い山道を進んでいきます。そして標高があがると富士山が見えます。やりましたね。天気が良いです。大菩薩嶺も見えていました。
尾根道になって、岩の上に上がるとさらに展望が良いです。甲武信岳や両神山が見えるとバンザイしたくなりますね。空が広がっています。南アルプスの山々も見えましたが、山上は真っ白の雪でした。今は登山厳しいでしょうね。また少し進むと、秩父の山々もよく見えます。遠くに武甲山が見えると感激です。位置関係もわかりますね。
東仙波をすぎて樹林帯歩きになります。下って上るアップダウンがあるので、帰路も覚悟しなくてはなりません。まだ新緑が少なくて明るい道です。シャクナゲやササが茂っているところもあります。小広場は次の道の入口を見つけなくてはいけません。道がわかりにくいというのもわかります。しかし間違うことはありませんでした。
きれいな樹林帯に木漏れ日がさしています。時間はたっていきます。二瀬分岐に縦走の人たちが、ザックを置いていました。私たちは不要なものは小屋においています。方向を変えて歩きます。細い木がたくさん生えている山です。周辺には展望場がありません。
ピークが木で見えません。とにかくピークをめざしますが、それは突然やってきました。2036mの和名倉山頂に着いたのです。感激のこころの準備ができていませんでした。樹林帯の中に標識があるだけで、ちょっと残念です。それでも2百名山をまたひとつ登ることができました。
少しまわりを確認して、同じ道を戻ります。ゆっくりするなら東仙波の展望場がいいですね。同じ道でも下山時は気が楽だし、登山時よりも明るくなっていました。何人かあいさつしてすれ違います。疲れますがアップダウンも頑張ります。アセビの白い花が咲いていました。
東仙波からの展望は、朝方よりも雲が増えて、少し山が見えにくくなっていました。富士山は雲に隠れました。夏場は暑い尾根道でしょうね。足が疲れてきましたが、リズムを取って歩きます。長い道を歩いて、お昼の静かな将監小屋に戻りました。ここで昼食です。時間はたくさんありました。あとは車道を歩いて下りました。
登山口へのアクセスは大変ですが、とても気持ちのよい登山ですね。日帰りもしてみたいです。季節変えるのもおもしろそうです。東仙波までの登山で、美しい景色が十分見れますね。また登ってみたいです。笠取山へのコースも歩いてみたいです。
【反省点】
・アップダウンなので、もう少し休憩とればよかった。
・夜が寒かったので、あったかくしておけばよかった。
・山頂周辺で、何かないかもっと散策したらよかった。
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