妙義山は遭難が多いということを聞いています。稜線の上級者コースはかなり危ない山道だそうです。関東のガイドブックは中間道の散策になっていました。二百名山ガイドは点線のコースです。覚悟していきました。
新幹線の車窓からも見える妙義山です。春に行くことになりました。普通電車で行っています。天気は曇っていますが、雨は降らないでしょう。松井田駅についたのが7時21分。タクシーがいないので、頑張って歩きますよ。駅から妙義山が見えますが、ほんとに変わった形の山です。
山に近づいていますが標高は高くありません。里にはチューリップなどの春の花が咲いています。ヤマブキやアヤメなどを見ながら歩きました。水車もまわっています。黒門を通過して、妙義神社の境内に入りました。広い神社です。カラフルな本殿に参拝して山道に向かいました。
上級コースは避けます。でも目的は最高所です。相馬岳の山頂には行きたいです。案内図を見てから中間道に入りました。けっこう人が歩いています。中間道を歩く人が多いようです。道はきれいに整備されています。案内板も多いです。「大」の字への分岐がありますが、このまま通過します。
山道から町が見えます。くもっていますが見えていました。景色を見ながら歩くのは楽しいです。ツツジの花が咲いています。他にもウツギやヤマブキなどが目を楽しませてくれます。大黒の滝を見ました。細く流れている滝です。その後第二見晴に到着しました。
相馬岳が見えています。今から登りますよ。天狗岳も見えます。険しい岩山だと感じます。分岐の近くにザックを置いて、小さい袋を背負って登ることにしました。注意書きの看板があります。タルワキ沢沿いに登って、やがて急になります。クサリ場もありました。
稜線にでたら、山道がなだらかになりました。そんなに危ないという感じはしません。この辺りは歩きやすいところだったのでしょう。樹林帯を歩いて相馬岳山頂に登頂しました。山頂に立ててうれしく思います。山頂からは金洞山などの山々が眺められました。
上級者コースを歩いている人に会います。私は同じ道を下って中間道に戻りました。置いていたザックを回収して先に進みます。人が少なくなって、静かな中間道でした。みんな岩場に向かったのでしょう。本読みの僧や東屋に寄りながら、楽しい中間道を歩いていきます。
石門に向かっています。階段や岩の下を歩く道があっておもしろいです。5月なので新緑があります。明るい緑です。やがて岩が見えました。大砲岩です。どこを狙っているのでしょうか。砲頭に立つと怖そうですね。近づいていきます。急な岩をクサリをつかんで登りますが、とてもおもしろかったです。
振り返れば相馬岳があります。さきほどいたところです。やはり険しく感じます。いろんな岩がありますが、岩の上に丸い石がありました。不安定で落ちそうです。でも落ちないのでしょうね。中之岳を見上げます。こちらも岩山です。何人か岩に乗って楽しんでいます。アスレチックみたいな感じですね。
さらに岩を見てまわります。石門もくぐります。時間の都合で全部まわることはできません。道の途中に岩場があり、クサリがあります。クサリをつかんで登るのが楽しかったです。注意して登っています。人が集まるのがわかりました。
岩場のあとはさくらの里に向かいます。八重桜が満開できれいでした。春の季節がいいですね。その後、案内を見ながら黒門へと戻ります。そしてまた車道を歩いて松井田駅に戻りました。今度は晴れている時に岩の景色を眺めてみたいです。
【反省点】
・もっといろんな岩を探せばよかった。
・クサリで岩登りするのも楽しい。時間があれば、、、
・駅から歩く時間がロス。レンタルサイクルあればなぁ。
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