日本百名山の草津白根山を登っておきたかったです。半日もあれば登れるので、せっかく遠征したのだから有名な山をもうひとつ登りたいと思いました。二百名山から白砂山を選びました。長野、群馬の県境で、新潟まで300mくらいの位置です。
前日に軽井沢駅で車を借りて、車中泊していました。9月末でまだ暑いと思っていたのですが、山の上の方は寒くなっていました。夜空気が冷たかったです。他にも車が集まってきました。寂しくはありません。2山登るので、早朝スタートです。
うす暗い道を一度下ります。一番に山に入りました。水の音がします。沢から山道をゆるく登っていきます。まずは足慣らしです。静かな朝でした。だんだんと道が急になります。水場への分岐を通過します。野反湖が見える場所がありました。そして苗場山が見えるところもありました。
山頂からの展望を楽しみに登っていきます。だいぶ明るくなってきました。秋分の日を過ぎています。空気が冷たいと思ったら、白い雪がうすく残っているところがあります。もう雪が降ったんですね。気合を入れて登りました。
最初の目的の堂岩山のピークです。山頂案内がないので、どこが山頂なのか悩みます。目で見て高いところを山頂にしました。雪解けなのか、道が泥ベチャです。汚さないように歩きました。ピークを下ります。堂岩山から白砂山が見えだしてきました。これから歩く稜線がきれいです。
八間山との分岐を通過します。あまり下りたくないのですが、アップダウンがあります。同じ道を戻るので、あとで上り坂になります。秋なので色づいた葉がないか探しながら歩きます。たまに赤くなった葉がありました。リンドウなどまだ少し咲いていましたが、花はもうほとんどありません。
白砂山と言うから、山頂が白いのだと思っていました。近づいていくと、木に氷がついています。樹氷ができて白く見えていたようです。一部の場所でしかできていませんがきれいです。やがてピークが見えてきました。夏は花がたくさん咲いていそうです。
大きな看板があると思っていたら、ななめに崩れていました。見栄えが悪くて残念です。時期を見て直すでしょうね。誰もいないので、朝の山頂を独り占めです。そんなに広くはありません。佐武流山、朝間山、白根山などを眺めます。特に佐武流山が大きく見えました。
山頂は長野と群馬の県境。新潟との三県県境まで300mくらい。行ってみたいけど、危険表示があります。草薮になっています。あきらめました。あちらの峰の樹氷がきれいでした。白根山に登るために下山します。同じ道です。登山者とすれ違いながら下りました。
下山では堂岩山を下って、水場に立ち寄りました。小さな沢があります。その後ペースを上げて下り、駐車場へと下山しました。野反湖の観光者が遊びに来ていました。センターに寄って食事をします。囲炉裏があったかそうでした。もう寒い季節になっていくんですね。
【反省点】
・草津白根山とセットにするには、登山口が遠かったかも。
・地図で周辺の山をいろいろ調べたらよかった。
・樹氷の写真をもっと撮ればよかった。
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