まだ雪があるでしょうが、信越の山めぐりにでかけました。大阪からの1便で新潟空港に着くと、レンタカーで弥彦山に向かいます。以前に神社はお参りしていますが、今回は山頂まで登りました。曇って霧がかっています。その後、与板城跡を見た後に秋山郷めざして移動しました。
今回は、新潟からの周遊コースだったんです。それだけ秋山郷の行き方に悩みました。でもこの道は、苗場山に登った時の懐かしい道です。あの時は初秋の時期でした。今回は春のイメージです。体力使う予定です。神社前に車を止めてひっそりと寝ていました。
翌朝、トイレに寄ってから登山口を探します。すでに鳥甲山が見えています。周遊するつもりで、時間をたっぷりとっています。屋敷登山口の駐車場はすぐにわかりました。しかし案内板がありません。ガイドを見て山道入口を探します。トンネル抜けてここだと思うところを探しました。
かなり荒れています。靴を濡らして苦労しながら登ります。やはりおかしいので戻りました。時間のロスであせります。早く断念すべきでした。急いで車で和山登山口に向かいました。ここも駐車場がすぐにわかりました。案内板があったので安心です。ただこちらのルートが熟達者向になっているのが不安です。
山道に入りました。日が当たるので日焼け止めを塗りました。樹林帯になります。どんどん登って展望の良い岩棚に到着しました。裏岩菅山が大きく見えています苗場山は平べったく見えています。佐武流山の方も眺めます。まだ登ってないから特定難しいけど、明日チャレンジします。
尾根道は日がよく当たります。すでに体が暑いです。花が咲いています。スミレやシャクナゲ、、、シラネアオイがあったのはうれしかったです。大きな花ですね。岩場が見えます。近づいたらクサリがありました。注意して登ります。初心者だったら悩むかもしれませんが、今までの経験で登れました。
さらに進むと、苗場山も違う形に見えます。新潟方向は、まだ雲海に隠れています。雪がでてきました。まだアイゼンなしで、靴で踏んで登ります。すぐに土道になりそのままピークへ。白ーの頭に着いた時は一安心です。が広い雪原帯を見て驚いています。道が不明です。どうしましょうか?足跡つけていきましょう。
アイゼン付けて下っていくと、天気が良かったので鳥甲山が見えます。方向もあっています。地図を見ながら下って、鞍部でササの間の道を見つけました。ここからまたずっと登りです。ただの登りではありません。険しい道です。断崖の岩の横を歩き、両側谷の細い尾根を歩き、急坂を登ります。かなり注意しなければならないとこばかりでした。
屋敷ルートとの分岐をすぎて、もうしばらく登ります。やがてピークが見えて、そのまま山頂に到着です。達成できてうれしかったです。これでまたひとつ登頂できました。屋敷ルート断念した時は不安だったので、達成できて喜んでいます。山頂は少し展望があります。裏岩菅山が見えます。そしてなんと、妙高山と火打山まで木の間に見えています。素晴らしい景色でした。山頂は木が育っていたので、展望はそんな良いとは言えません。ルートを戻りながら眺めます。
昼ごはんには早いので、同じ道を戻ります。展望があるところは楽しいですが、朝よりも雲が増えてきました。険しい道を下って、険しい尾根を歩いて、険しい断崖の横を通過しました。そしてササ道を抜けて、また雪原に入ります。アイゼンつけて楽しく歩きます。頑張って登るしか、早く下山する方法はないです。ピークの白ーについて昼食にしました。
食後は下山を再開します。まだ展望のよい岩棚を歩きます。ツバメオモトやイワカガミも咲いています。花があるといいですね。尾根から左に曲がって斜面を下ります。道がはっきりしているから早いです。どんどん下って駐車場に戻りました。登山者は他にいなかったようです。山菜取の車が1台ありました。
着替えて車で移動します。時間があったので、屋敷登山口近くの民族資料館に向かいました。その時に登山口の標識(トンネル中に置いてあった)が設置されていました。土砂崩れで別の道が用意されていたのです。明日が山開きなのでしょう。もう少し早くしてくれたら縦走できたのに、という思いです。このあとは秋山郷に宿泊して佐武流山に登ります。
【反省点】
・ガイドにある古い屋敷ルートは、早く断念すべきだった。
・岩場の道は、もっと用心してもよかった。雪原もルート確認必要。
・新しい靴で、足首に負担がかかって、靴擦れになってしまった。
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