∧128 荒沢岳 2010年5月31日
早朝に中ノ岳を目指して、六日市から移動しました。静かな道を車で快適に走ります。1日めいっぱいかけて登ってこようと思います。が、十字峡までの道が封鎖されています。歩くには遠すぎます。ダム湖のどちらの道もダメなのであきらめました。急いで別に計画していた、荒沢岳に切り替えます。(または浅草岳)
奥只見シルバーラインは、景色がないトンネルですが思い出に残ります。トンネルをでて駐車場のある登山口に到着しました。静かです。民家が少しあります。出遅れましたが登山開始です。いきなり残雪がありましたが、すぐに土道に変わりました。
前山をすぎると、カタクリが目立ちます。キクザキイチゲやコザクラ、しゃくなげなども咲いていて楽しいです。雪原帯を歩くとほんとに楽しいです。なだらかだと安心です。奥只見湖の水面が光っていました。天気が良いので、平ケ岳や燧ケ岳が見えています。
クサリ場は危険なので、注意しています。雪がある登りにくいところもありました。前ーの手前の峰に到着しました。見晴しが良いです。虫がけっこう飛んでいてうっとうしいです。ここで悩みました。コースがわかりません。目の前の崖は登るルートがないし、斜面の下は雪渓です。時間かけて考えました。
断念かと半分あきらめました。しかしクサリが雪渓の下に続いていたので下りてみることにしました。用心して下りて、雪のない斜面をまた登ります。ペンキの矢印があったので、安心して歩きました。べちゃべちゃした土ですが、クサリをもって登りました。道がわかると安心です。
稜線を歩きます。崩壊しているところがあり、かなり注意して歩きました。まだまだ標高差があります。狭くなった道を上がっていきます。登っている途中でカモシカを見ました。ビデオに撮影できました。なかなか山頂が見えません。山道に雪がないのは助かります。そして標識が見えてきました。
山頂は360度の展望があります。越後駒ケ岳、中ノ岳、八海山なども見えます。燧ケ岳や平ケ岳も見えます。みんな頭の白い雪山です。マンサクが花を咲かせていました。やはり春ですね。下山は同じ道なのでよくわかります。途中で昼食にしました。下りは道がわかるから早いです。余裕もでてきました。
疲れたのもありますが、せっかく山奥に来たので、銀山平に泊まりました。翌日朝は周辺を散策して山を眺めます。その後、奥只見湖を見てから、栃尾城跡に登って、新潟空港に戻りました。
【反省点】
・斜面の登り下りをもっと経験しておけばよかった。
・中ノ岳へのルートの情報不足だった。
・カモシカの写真を撮りたかった。
|