二百名山めぐりのため、新潟に来ていました。前日に空港で車を借りて、雨の中の二王子山に登っています。秋の雨はなるべく避けたいですね。もうひとつの登山計画が八海山でした。六日市の宿でゆっくり休んで、登山意欲を高めていました。雨がやみますように。。。
早朝に宿をでます。二合目登山口は近かったです。雨は止んでいましたが、どんよりした天気です。けっこう車が止まっていました。みんな早くから登りますね。まだリフトは動いていません。静かな朝です。岩場の屏風道に進みます。川を渡って、ガスっている樹林帯歩きをします。
しばらくは川沿いでゆるやかです。道もしっかりしています。沢の水が多く流れていました。体が慣れた頃に清滝あたりに着きました。ここからクサリのある岩場となります。覚悟しなくてはいけませんね。けっこう登り甲斐があります。たまに雨がぱらつきました。
標高が上がると、岩場だけあって、南の展望が開けます。巻機山が見えますが頭が見えません。苗場山も見えそうなのですが、、、あちらの町の方は日が当っているようです。雲が流れてほしいです。頑張って登りますよ。軍手をして、しっかりとクサリを握ります。岩も安定したところに足をのせています。
雨が降り出したので、カッパを二重に着ていました。それでも摩利支天の七合目では傘さして20分くらい待機しました。ここは鐘もある小広場です。引き返すにも、下りが危険なコースです。九合目の稜線にでたら人が多そうなので、まだまだ頑張れそうです。いざとなればロープウェーもありますね。
けっこうクサリ場が続きます。あれだけあるとあきるかもしれません。雨で濡れているから要注意です。何度も軍手をしぼりました。とにかく体力勝負。このコースは上り専用。下りは禁止と思って力を入れていきます。前後に人がいなかったんですよ。
千本槍小屋に着いたら一安心です。九合目です。けっこう人がいましたよ。ゆるやかな稜線の道になりました。雲の中なので岩峰の道を避けました。迂回路を歩きます。晴れてほしいですね。道も濡れています。靴はかなり濡れてきたので、歩きやすいようにしていました。
雨はやんでいました。何人かすれ違います。下山の時に使用する新道との分岐を上ります。ハシゴが多い道になりました。やがてピークを結ぶ稜線です。先に大日岳に登りたいけど、分岐に表示がないので、右だと信じて進みました。やはり違ったみたいで、最高所の入道岳が先になりました。
ピークの山頂には丸ケ岳と表示されていました。まわりにここより高い山がありません。雲の中で、遠くが見えないのが残念です。お弁当を食べて休憩しました。でも早く大日岳に行けばよかったです。木の葉が紅葉しているので、きれいなのがあれば眺めていました。
分岐まで引き返して岩峰の道に進みます。10人くらい順番待ちをしています。ほぼ垂直のクサリを登ります。大日岳山頂はにぎやかでした。天気が悪いのが残念です。展望は得られませんでした。八海山はNHKの大河ドラマのオープニングで、映像が出ていたので興味深いです。
大日岳の山頂には仏像があり、ロウソクを立てた跡がたくさんありました。信仰の場なんですね。私も祈りを奉げてから下山開始しました。団体さんの後を順番待っています。みんなロープウェーの方に行ってくれました。私はカッパ倉への新道に進みます。団体さんがいなくなるとスピードがでました。
天気が回復傾向です。標高も下がって雲の下になったようです。紅葉がきれいに見えました。1合ごとに石標がありますが、ちょっとおかしいとこがあるように思いました。時間が合いません。どんどん下って、三合目辺りでは、ススキの穂が光っていました。
林道になると気が楽です。すぐに二合目の駐車場に戻りました。近くに鳥居があるので、神社に寄って参拝しました。この頃になると、雲が流れて、八海山の山頂が見えていました。リフトも動いています。またいつか天気の良い日に登ってみたいですね。今度は花の多い夏がいいかもしれません。
【反省点】
・早く大日岳に登っておけばよかった。クサリの順番待ち。
・雨がよく降る時に、動かなかった。カッパは着ていた。
・靴を濡らさないように歩くべきだった。でも安全のため。
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