百名山の越後駒ケ岳にチャレンジするために新潟に向かいました。前日は朝一便の飛行機で移動します。どうせなら、どこか手頃な山に登りたいと考えていました。二百名山のガイドを見て、途中にある守門岳を選びました。大岳を回る周遊は時間がかかるので、守門岳の往復です。
天気が良い日です。朝一で登りたいところです。飛行機からの景色ですが、標高の高い山は雪が残っています。空港について車を借り、登山口に向かいました。途中、栃尾の町を通過しています。軽く食事をしながら移動です。12時半前に二口コースの登山口に着きました。車が何台か停まっています。
私もすぐに準備して出発です。荷物を軽くしています。ガイドの参考時間は往復約6時間です。夏至の頃だから安心ですが、ペース落ちたら引き返すつもりです。すでに暑い夏です。ブナの木陰の道は助かりました。バテない程度に頑張って登ります。
最初の休憩は、護人清水です。おいしい水をいただきました。すぐに歩きます。この先は道が急になっていきます。尾根を歩いてますが、しばらく展望ありません。そのうちに高い木が減ってきます。中間点に着いたら、右前方にウワバミの滝が見えます。近寄りませんが、涼しい流れをズームしてみます。
展望のあるところは、山が見えます。白いのは残雪がある証拠です。道がまた急になります。直登です。足を踏ん張って、滑らないようにしています。たまに下山者とすれ違います。早く登られた方です。人がいると安心して登れます。頑張って登ると、大岳への道がある分岐に到着しました。ここからゆるやかになります。
道がなだらかで落ちつきました。守門岳の頭がなかなか見えません。青雲岳が見えます。まずはあそこに登らなくてはなりません。この辺りは花が多く咲くそうです。登りは上を見ていたので、今回は下りでいろいろ探しました。それでも、ゴゼンタチバナやマイヅルソウが咲いているのがわかります。
青雲岳ピークは木道できれいです。守門岳の眺めも抜群です。まだ登り坂があるようです。雪も見えています。道にないことを願います。木道を歩くと、ペースが早いです。わりと楽に坂道を登れました。まだ人がいましたので、寂しくはないです。16時になる前に守門岳山頂に到着しました。遅くならなくてよかったです。
山頂には鐘があるので、鳴らしてみます。静かな山に響きます。ここからは、まわりの山が見渡せます。山道がまだ奥の方まで続いてるようです。藤平山への道もありました。付近で花を探します。ニッコウキスゲの黄色い大きな花がひとつ咲いていました。これはうれしいです。山がだんだん緑深まっていくのがうなづけました。
10分しか滞在しませんでしたが、山頂をあとにして下山開始します。また木道を歩きます。足音が楽しいです。ナナカマドが白い花を咲かせていました。ヨウラクが咲いています。コバイケソウも白いつぼみがついていました。今回は、下山時によく見つけました。登山時は前に進むことに集中していたんですね。
青雲岳の木道を通過します。そして大岳への道がある分岐に着きました。なにか紫色のものが、草むらの中に見えます。よく見ると、なんとシラネアオイの花でした。こんなところに咲いていたんですね。これまた大きな花でうれしいです。なるべく近づいて撮影しました。同じ道を戻りますが、この先は急だから注意しなくてはなりません。
どんどん下っていきます。こけないように注意しています。先に下山された方が、ゆっくり休憩されていました。余裕で明るい内に下山できる時間です。中間点も下っていきます。樹林帯を下ります。護人清水でまたおいしいお水をいただきました。早く下れたので、明るい内に車で町まで戻れました。
【反省点】
・午後からの登山はやはり気があせってしまう。
・翌日が駒ヶ岳だけど、大岳も行くべきだったか悩む。
|