日本百名山登山が完了して、機会があれば二百名山に登っていた頃です。福井で車を借りて、九頭竜湖を越して、ひるがの高原にやってきました。目的は大日ケ岳です。アクセスがたいへんなとこですね。登山口探しに30分くらい余分にかかってしまいました。
ガイドにあるスタート地点よりも奥に入り、貯水場から歩き始めました。時間があれば、スキー場のゲレンデコースと周遊したいものです。往復の予定で入山しました。前日に雨が降ったようで、山道が濡れていました。登山道は樹林帯ですが、木が高くないのか明るい山道でした。
天気はくもりです。1時間ほど歩くと、いっぷく平に着きました。体が暑くなって汗をかきます。ユキザサやツツジが咲いていました。さらに登っていくと、道のそばにいろんな花が咲いています。湿原のような感じがします。赤いザゼンソウを見つけました。うれしいですね。
エンレイソウやサンカヨウの咲いたあとがありました。標高が上がるとサンカヨウの花もありました。イワカガミ、ショウジョウバカマなどの花が咲いています。やがて展望台に到着しました。ここからの展望がよいです。大日ケ岳に近づいています。周囲の山々は、雲で隠れていました。
さらに登ります。ササの間を歩いていたら、人の声がしました。山頂です。割と広い山頂に3人ほどいました。目立つのは石の大日様です。お参りして景色を眺めます。ひるがの高原が広がっています。北アルプスや白山がはっきり見えないのが残念でした。
同じ道を下って下山します。登山時よりも明るくなっていました。歩くスピードも速いです。道が泥ベチャだから、そんなときは丁寧に歩いています。いっぷく平、鉄塔の横を下って、駐車場へと戻りました。トラブルがなかったので、時間に余裕ができました。
車で移動して、ひるがの湿原に入ります。木道の上を歩いて大日ケ岳を眺めました。スキーのゲレンデが見えますが、山全体が見渡せてきれいでした。湿原には、カキツバタ、リュウキンカ、コウホネ、レンゲツツジの花が咲いていました。ミズバショウが咲いた跡もありました。このあとは夫婦滝を見てから移動しました。
【反省点】
・時間に余裕を持たせてゲレンデに周遊したかった。
・貯水場の登山口探しに迷った。もっと地図をよくみるべき。
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