お盆過ぎても熱い夏のままでした。愛知で仕事していたのですが、終わってそのまま、名古屋駅から電車に乗って、下呂に到着しました。ここからはレンタカーです。この日がとても青い空で、きれいな山景色でした。ドライブしていても早く登りたくて仕方ありません。
位山は往復10km、標高差約600m、ガイドの山行時間3時間20分の山です。そんなに厳しい山ではないから、午後から頑張って登ろうと思って計画しました。翌日の小秀山と続けての24時間登山です。15時前に駐車場に着きました。あせりますが、用意して山道へと向かいます。
山道の案内板がありますが、草ぼうぼうです。かき分けて行きましたが、やはりおかしいので遊歩道にでました。初めから、コース上に見えている、リフトの上駅めざせばよかったです。ゲレンデは一気に標高が上がるので、ふもとの町が見渡せるようになりました。天気がよいから、御嶽山など見えています。
さぁ、上駅から山道に入ります。明るい内に下山するのが目標です。8月だからそんなに日暮れが早いわけではありません。少しでも時間を早くして、明るい内に国道まで戻りたいと、思っていました。リズムをとりながら、なるべく立ち止まらないように歩きます。ほとんど樹林帯の道でした。
山道には案内板が多くあります。登山される方が多いようです。道幅も広いように感じます。やがてベチャ道になります。靴を濡らしたくないです。明日もあるから乾かしておきたいです。それでも湿地帯が近いのか、泥に埋まって汚れていきました。その後、道がよくなりました。
すぐに分岐になりましたが、標識の向こうに天の岩戸があります。祠があるので拝みました。この先は、丸太が横になった道などがあります。木の上は歩きやすかったです。空が開けてくると、周辺案内地図がありました。山頂方向の右に曲がります。大きな木が減りましたが、1本ほど目立つ木があって、希望がもてるような風景でした。
なだらかな山上です。花がなかなか見つかりません。木が強いのでしょうか。16時53分にピークの山頂に到着しました。2時間かかってませんが、時間短縮できてません。一応ライトを出しやすいところに入れておきます。山頂は、標識がありますが、狭いし展望ありません。少し観察してから展望場に向かいました。
トイレがあるというので確認しました。そして展望場から山を眺めます。2ヶ所ありますが、乗鞍岳が良く見えるところと、御嶽山が良く見えるところに分かれていました。まだ天気がよいから、どちらの山も眺めることができました。このまま天の岩戸分岐まで戻り、そしてさらに同じ道を下っていきました。
記憶に新しい道を下っています。やがてリフト上駅に到着しました。ここからは視界が開けるから安心です。樹林帯と違って、また明るくなりました。駐車場が見えます。下っていくと、最後にきれいな登山口の標識がありました。登山時に私が悩んでいたのは、なんだったんだろうかと思います。
あと少し遊歩道を歩いて、駐車場に戻りました。汗をかいた服や、濡れた靴を替えます。そして同じ道を下呂へと向かいます。気分的に急いだ山でしたが、無事登頂できてよかったです。山上で数人出合っていたので心強かったです。18時16分に戻っているから、下りは1時間10分くらいでした。
【反省点】
・登山開始が遅すぎた。早く下山できるようにするべきだった。
・登山口に草が多くて悩んだ。使っていない山道の入口だった。
・山上でもう少し風景を楽しめばよかった。
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