日本百名山の空木岳は、木曽駒ヶ岳に合わせて登る予定でしたが、寒波で山が凍ったので断念していました。今度は南駒ヶ岳と合わせて縦走する計画です。前日に駒ケ根から避難小屋まで登っていました。そして本日の早朝に、空木岳山頂に立ちました。
御嶽や乗鞍岳を眺めてから、南駒ヶ岳へと向かいます。このコースは、山がいくつかあるので、アップダウンになります。見事な岩のある稜線のコースになります。すでに南駒ヶ岳が、大きくどっしりと見えていました。天気が曇っています。
最初に赤椰岳に向かいます。高い木がないので、見晴らしがいいです。日が照ると直射日光が暑そうです。一歩一歩歩いて、すぐに到着しました。1本の柱があります。木曽駒ケ岳や宝剣岳の方が晴れてきたので、これから期待できそうです。一度下ります。
南駒ケ岳に日が当たりだしました。明るい斜面に向かいます。近くの摺鉢窪避難小屋周辺もよく見えます。往復するには距離がありました。分岐もそのまま通過します。細い稜線を下って、また登っていきます。目的の南駒ケ岳はもうすぐです。
白い岩を眺めながら歩いています。青空が見えだしたので、うれしくなりました。元気がでます。山頂についた時は、ちょうど誰もいない時で、独り占めの状態でした。祠にお参りします。広くはありませんが、座り心地の良い岩がたくさんありました。空木岳など360度を眺めました。
今度は仙涯嶺めざして進みます。すでに越百山も見えています。きれいな砂地の道を下ります。大きな岩が迫力ありました。やがて細い道を歩きます。仙涯嶺のピークめざして、岩場を注意して登りました。ピークの先は、ふつうの山道に戻っていきます。
雲が近づいています。また遠くの景色が見えなくなりそうです。東側に雲がたまっているように見えました。花がないか探しています。トリカブトなどは見ました。タケシマランやナナカマドなど、赤い実がめだっていました。また上りになって、最後の越百山に向かいます。
西側に越百小屋が見えています。もうすぐですが、山頂から下るようになります。越百山山頂からの展望も素晴らしいです。南駒ケ岳には雲がかかり始めていました。運がよかったです。越百山からは安平路山への道があります。行ってみたいですね。でも小屋へと下りました。
越百小屋で少し休憩します。昨夜の避難小屋で一緒に泊まっていた埼玉の夫婦に追いつきました。あとで登山口から一緒にタクシーに乗ります。水を補給しジュースを飲みました。小屋の奥に山が見えていましたが、これをピークまで登るとたいへんです。でも途中で巻き道になったので助かりました。
どんどん下っていきます。やせ馬の背を下り、14時すぎに福栃平の分岐に下りました。ここから車道です。15時までに登山口に行こうとしています。タクシー呼んでいる時間でした。早足で林道を歩きます。気分的に楽です。15時少し前に着きました。こちらも車が多くとまっています。このあと木曽福島駅に移動して、大阪に帰りました。
【反省点】
・長い稜線歩きだから、日焼け対策をもっとしておくべき。
・アップダウンで体力消耗、うまく体力配分すればよかった。
・もう少し水を飲みながら歩いたらよかった。
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