200名山めぐりをしていました。松本駅に到着して仲間と合流し、車で中房温泉に向かいます。ここは燕岳や餓鬼岳の登山口もありますが、初めてのところです。いかにも山の入口といった感じでした。有明山の登山口は駐車場の奥にありました。
遅い登山開始になるから、初日に有明山を選んでいます。でもこの山がこんなにハードだとは思っていませんでした。1370m地点から標高差1270m。往復約6km。ガイドでは、登り4時間になっていますが、片道3kmなのに、なんでだろうと思っていました。標高差があるから急なんでしょうね。覚悟しました。
別名、信濃富士と呼ばれています。日が当たらない樹林帯に入りました。山頂まであまり展望がないコースです。滝を見て、すぐに急斜面になりました。すぐに有明荘からの山道と合流しました。さらに道が急になり、体が落ちそうになります。ロープもありました。
道が整備されていないので滑ります。足場が悪いです。なかなか力が入りません。岩のあるところは歩きやすかったです。こんな道が続けばいいのですが、状況がいろいろと変わります。12時すぎたと思っておにぎりを食べました。休憩したかったのもありますが、よく見ると時間がまだ11時すぎでした。勘違いしてたんですね。
さらに登っていきます。数少ないですが、標識があれば安心です。正しい道ですが、道が厳しいです。木の根があるところは、足がひっかかったりします。体がななめになっています。道はわかりました。やがて岩場にクサリがあったりします。アップダウンの道を進んで、尾根にでました。
山頂までもうすぐです。展望がありました。景色が見えるとうれしいですね。あと少し登ると銀色の鳥居が見えてきました。有明山北峰の山頂です。祠がふたつありました。まずは参拝です。餓鬼岳や梓川などを眺めます。けっこう体力使いました。息を整えています。
中峰に往復してきます。大きな岩があり、展望もあるので楽しいです。中峰の祠にも参拝します。木が育っているから、景色も変わっていきそうな山頂でした。山上には別に山道が2ルートはありました。こちらの道も歩いてみたいですが、車なので同じ道を戻ります。
それにしてもほんとにハードです。近くにあればトレーニングとしていいところです。歩行距離が短いのに、こんなに疲れる山はあまり経験していませんでした。下山時も足がとられますが、登山時よりは気が楽です。下山して、たる沢の滝を再度眺めましたが、下りでも汗をかいたので涼しかったです。この日は穂高に宿泊して、翌日は御座山に登りました。
【反省点】
・急坂が続くのをもっと覚悟しておけばよかった。
・滑ってもケガしない姿勢を研究してみたらよかった。
・もうひとつの登山口周辺の道の様子を見ておけばよかった。
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