もう最高の山登りでした。雨災害で山道が崩れて、称名滝に縦走ができないから、室堂からの往復で計画しました。標高差は少ないのですが、奥大日岳と大日岳ふたつの頂に立つつもりででかけました。
夜行バスで室堂に到着しました。早朝ですが明るくなっています。やはり牛ノ首の道が封鎖されていました。さっそく準備して出発します。見事な立山が大きくそびえていました。夏なので人が多いです。奥大日に行く人は、その中のわずかでした。
ミクリガ池を眺めて、雷鳥平を通って、剱岳の道と分かれて、斜面を登っていきます。木道があるところは助かります。白いハクサンイチゲやチングルマがたくさん咲いていました。そして白い雪が残っているところもあります。
尾根沿いになるとすごいです。北東に剣岳が大きく見えました。晴れていてよかったです。剱岳に登った時は雨で姿が見えませんでした。幸せですね。振り返ると室堂、地獄谷、立山が広く見えます。さらに登ると雪渓歩きのところが少しありました。
キンバイの黄色い花が咲いていて、にぎやかなお花畑です。きれいですよ。小さな池がありました。すでに山頂が見えています。そして本日の最高点の、奥大日岳に到着しました。何人か休んでいます。ここからは薬師岳、槍ヶ岳、平ケ岳なども良く見えました。
山頂は広くないです。これから行く大日岳を眺めます。一度大きく下ることになります。けっこうアップダウンの標高差があるので、往復となるとめんどうに思います。縦走したいですね。でも展望がよい道です。日が当たっています。
鞍部まで下ると、大きなキヌガサソウが咲いていました。雪解け水があります。さらに下ります。クサリやハシゴがありますが、急なところは注意しています。今度は登ります。楽しみのひとつ、七福園の景色を眺めて、湿原の木道を歩きます。こちらにも山上なのに池がありました。
中大日岳を越して、大日小屋に下ってきました。こちらも人が休んでいます。雪の間に水を冷やして、大日岳を往復することにしました。まだ白い雪が残っている山肌です。さらに頑張って山頂に到着しました。目的達成です。団体さんが下ると山頂をひとり占めできました。
大日岳山頂も広くありません。剱岳や奥大日岳がよく見えます。雲がでてきていたので、山が一部しか見えないところもありました。山登りは朝早い方がいいなと思いました。また下って登るのかと思いますが、日ざしの強い中、再び奥大日岳をめざします。
同じ道を逆に歩いています。青空だったのが、白い雲がまじっています。たまに人とすれ違います。奥大日岳に戻ると人が増えていました。学生さんが楽しそうに騒いでいました。このあとはペースを上げて下ります。水が少なくなり、のどが渇いてきました。
雷鳥平に戻り、地獄谷を眺めて室堂に戻りました。すごい人ですね。大勢の人で混雑しています。16時発の富山行きバスを申し込んで、近くを散策していました。この時、室堂周辺はキリがかってきました。たくさんの山を眺めて歩いたので、ほんとに楽しかったです。
【反省点】
・水がもう少し必要だった。天気よかったので氷水が欲しい。
・日焼け対策をもっとしておけばよかった。
・夜行バスで室堂からの日帰り登山はもったいなかったかも。。。
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