関西でハイキングをして楽しんでいました。遠くの山に登ってみたくて、湿原のある暑寒別岳を選びました。距離が長いから自分の体力測定もできると思ったのです。登山初期のころだから、ストックなしで、スニーカー使用しています。
前日は雨でした。十勝岳のふもとで観光しています。山登りの時は晴れてほしいものです。川原の公園の広場に車をとめてそのまま眠りました。朝早く行動するためです。
北海道の朝は早く明るくなります。夏至の時期も幸いします。さっそく暑寒南荘まで移動しました。スムーズです。駐車場も広かったです。入山料を払ってスタートしました。
登山時期になって、橋の板がはめられていました。すでに登っている人もいるようです。安心して歩きました。ウツギなどの花が咲いていますが、まだ撮影するには暗い感じです。近くに残雪が少しありました。
ブヨやアブがいます。雪解けの季節はいますね。うっとおしいです。白竜の滝を眺めてさらに歩きます。けっこう登りはきついなぁと感じました。今ならどうでしょうか。
三合目を過ぎて、雨竜湿原に入りました。靴の裏を洗ってタネを持ち込まないようにします。木道歩きですが、目の前に湿原が広がっています。川の水面が見えますが、白いミズバショウがたくさん咲いていました。
花が咲いているから楽しいですね。きれいなモデルはないかと探します。黄色いリュウキンカの花が明るく咲いています。木道のそばの花しか見れませんが、ヒメシャクナゲが咲いていてかわいかったです。
分岐があります。木道が一方通行になっていました。時計回りです。シーズンは人が多いのでしょうね。まだ早い時期だし、朝方でもあります。音を立てて木道を歩きました。
鳥が風をきる音が響きます。空が曇っていますが暑寒南岳の斜面が見えます。まだ先が長いです。そんなに暑くはありません。木道出口で赤いザゼンソウを見てから、分岐を山道に入りました。
木がある山道です。雪の重みで曲がった形のものがあります。いたっ。頭をぶつけてしまいました。よく見ないといけません。汗止めのヘアバンドをしておくと痛さが少ないです。雪解けのベチャ道も歩いて登りました。靴を濡らさないように。。。でも濡れますね。
水たまりに黒いものが動いています。小さなオタマジャクシがたくさんいました。カエルがたくさんいそうです。やがて残雪が見えてきました。広いです。標高があがって、キリで視界が悪くなっています。無事山道がわかるか心配です。
足跡がはっきりしません。以前にチャレンジした残雪の札幌岳や男体山は断念しています。不安がよぎりますが、雪が固いので埋まることはありません。少し迷いましたが、山道を見つけることができました。残雪帯は2回ありました。
キリがかっていますが、棒が見えます。暑寒南岳の山頂です。ここまで登ってきたのでうれしいです。時間はまだあります。キリで展望のない山頂で40分くらい考えました。別岳に行くべきかどうか。残雪と視界の悪さ、そして靴が濡れたのでここまでにしました。
ということで、今回の山登りは、暑寒南岳が目的となりました。登頂成功おめでとう。と納得して下山します。ゴゼンタチバナなどの花を見ながら下ります。朝よりもまわりが明るくなっていました。オタマジャクシも観察します。
いてっ、また頭をぶつけました。慣れない時はよくあります。その後はぶつからなくなりました。山道から雨竜湿原が見えるとうれしいです。地塘がたくさん見えました。分岐から木道に入ります。
新しく歩く場所です。人が増えていましたが、混雑はありません。振り返ると暑寒南岳が見えてきていました。でも暑寒別岳は見えません。黄色いキスゲが咲いていました。これからどんどん咲くことでしょう。出口のあたりにシラネアオイが咲いていました。
また急な道を下っていきます。ブヨがまたきました。嫌ですね。でも下りは早いです。白竜の滝を眺めて吊橋を渡って暑寒南荘に戻りました。日が照っていました。
別岳に行かなかったから時間があります。増毛に行って海を眺めました。こちら側にも暑寒別岳の登山口があります。いつか登ってみたいけど、また湿原みたいです。
H25年6月にまたチャレンジしに行きました。この年は残雪が多いということで、入山禁止でした。とても残念です。車が1台もないので足跡もないことでしょう。いつかまたチャレンジします。
【反省点】
・時間あったので、経験があれば別岳まで行けたのに。。。
・木に頭を2回もぶつけてしまった。
・ブヨやアブがうっとおしかった。
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